年間300台以上の『ルークリ』を施工しているかずやんがお届けする、
『ルークリチャンネル』をご覧いただきましてありがとうございます。
今回は前回の続きとなります。
前回の記事はこちら
年間300台以上の『ルークリ』を施工しているかずやんがお届けする、『ルークリチャンネル』をご覧いただきましてありがとうございます。 本日は、【プロの技!】『リンサー』を使った『ル[…]
ここで、『リンサー』を使用した、具体的なシートの『ルークリ』の手順をお話させていただきました。
前回の流れで、シート全脚が終了しております。
見逃した人は、そこから見てくださいね。
さて、
今回は、前回に引き続き、
ヒダカのシートクリーニング用リンサー SRV-01C
ヒダカの強アルカリ電解水(㏗13.2)
を使って、
他の箇所の『ルークリ』のお話と、
その後に待っている恐怖!!
そして、
中古屋さんが『リンサー』を使わない本当の理由ってお話をさせていただこうと思います。
『リンサー』を使わない本当の理由ってなんなんだ!?
気になるじゃないか!
できるもんでも無いからさ・・・
『ルークリ』って・・・。まぁ、お話は最後まで聞こうね。
言えることは、
ちゃんと、起こりうるリスクも知ってて初めて、【プロ】の技!
ってこと!
では、始めます。
【恐怖!】中古屋さんが『リンサー』を使わない本当の理由
まずは、前回の話の続きから!
さーて、現状を再確認しましょう。
シート全脚が終わって、休憩しているところですよね。
でも、
まーだ終了ではありませんよ!
まーだまだ有ります!
⑭フロアカーペットのリンサー掛け
フロアマットの下の、全てがつながった大きいカーペットの方です。
フロアマットは外して、外に出しておいてください。
作業はシートと同じです。⑤からスタートです!
軽い砂ぼこり程度なら、リンサーから進めます。
先にウォンドからの清水の噴射で、まず砂ぼこりを抑え、
ブラッシングで清水になじませてから、
リンサー掛けをして吸い上げる!
結構キレイになりますよ♪
ただ、ここのブラッシングのブラシは、シート用のブラシとは違い、
しっかりとしたブラシを使いましょう。ビニール製でOKです。
砂は取り除けますが、
残ったゴミや草のささって取れないものなどは、『ルークリ』最後の工程の『バキューム』の仕事です。
リンサーで無理に取らないで、先に進みましょう。
ただ、
あまりにも砂利や砂ぼこりが多い場合には、先にバキュームのみで吸います。
リンサー保護のためです。
イレギュラーな汚れがあった場合は、後回しにしない!
シミがあることも多々あります!
ジュースこぼしてるとか、しょっちゅう!
それにもっとイレギュラーなのは、
例えばガムが、かっぴかぴにこびりついているとか!
飴がドロドロに溶けた後にカーペットにこびりつき、かっぴかぴになってるとか!
いろいろあります。
あまつさえ、
吐いたような跡・・・なんてことも!
でも、こういうのは、後回しにしません。取り除いた後にもう一度『リンサー』が必要になるからです。きっちり対処しましょう。
洗剤も使用する機会も多いでしょう。
その時には、必ず前回の⑧⑨にある、
しっかりすすぎ洗いとバキュームのみを繰り返すこと!
何度も何度もやって、洗剤を残さないようにしましょう!
ペダル関係をキレイにしてます。
⑮ペダルをキレイにする!
洗剤を使用します。
スプレーボトルの噴射力を生かして、結構な量を吹きかけ、
コシのあるブラシでこすります。
そして、50倍のアルカリ電解水のスプレーを吹きかけてすすぎ、拭き上げる!
汚れが取れなかったら、その繰り返しです。
スプレーはウォンドの清水のスプレーでもOKです。
そして、
ウォンドで吸うのもありです。
そのままリンサー掛けのようにすれば、手間も省けますが・・・
ちなみに、ペダルの下は洗剤だらけ!
しっかりとリンサー掛けでキレイにしてくださいね。
じゃ、
フロアカーペットが終わったら、次々と行きまっせー!
⑯トランクルーム・バックドア(・各ドア)の生地部分のリンサー掛け
トランクルームに行きましょう。
トランクルームは、フロアカーペットとは違う生地が使われていることが多々あります。
より、パイルが大きく、強く、頑丈にできているからです。
特に、BMWのXシリーズのトランクルームの生地はごつい!
なおかつ、
トランクルームなので、様々な汚れがたまっていることが多いです。
砂や砂利、草、油汚れや、タイヤを載せた時の黒ずみ、
アウトドアでキャンプに使用してたら、
めっちゃすごいことに!
だから、
しっかりと洗剤の力を使って、しっかりとブラッシングをする!
そして、しっかりすすぎ洗いとバキュームを繰り返す!
これが必須条件になってきます。
次に、忘れがちなバックドア!
ホント、かずやんも結構忘れがちです!
バックドアにも生地が張られていることが多いので、そこもチェック!
各ドアに生地の部分がある場合は、
本当はそこもキレイにしたい!って思うでしょうが、
なかなか複雑な面のことが多いので、
下手したら余計に汚くする可能性が高いですよ!
慣れてから実行して下さい。
⑰次は、フロアマットのリンサー掛け
フロアマットは外せることが最大の利点!
ちゃんと、平面で施工しましょう。
やり方は同じですので、それで汚れが落ちればいいのですが・・・
普通、一番汚れている場所!
特に運転席のフロアマットは、相当ひどいはず!
では、流れです。
まず、リンサーのウォンドから、清水をたっぷりと噴射します。
洗剤を噴霧し、しっかりとブラッシング!
泡が結構出ますので、しっかりとリンサー掛けで吸いだします。
ただ、
何度も何度もリンサー掛けをしないといけません。
なかなか、大変な作業です!
水が使える状況なら、丸洗いしましょう。
洗剤も使って、キレイにしちゃいましょう。
もちろん、お湯のほうが良いですが、水の場合でも同じ。
まず、できるだけ噴射の強い水で、表面と中に埋まっている砂を洗い出します。
そして、洗剤を噴霧し、しっかりブラッシングします。
っで、また、強い噴射の水で洗い流します。
ここで、しっかり洗剤の泡がなくなるまで、洗う事!
びったびたの状態になってると思いますが、
そんなの、
『リンサー』のバキュームで吸えばいいんです♪
両面、吸える場合は当然両面ともしっかり吸う!
吸う前と、吸った後と、重さを比べてください。結構吸ってますよ♪
ちゃーんと吸ってから天日干しすれば、乾くのも圧倒的に早いですよ♪
リンサーの排水の容量!
ヒダカのシートクリーニング用リンサー SRV-01Cは、
清水が6.2L、排水が9Lの容量ですので、その差が約3Lあります。
かずやんも、ほぼ満杯になったことはありませんが・・・
いっぱいになったら、音が変わって、急に吸わなくなるので、
その時はすぐに中止!
排水を捨てましょう。本体が壊れちゃいますよ。
ってことで、
『リンサー』を使った『ルークリ』の手順はこれで終了となります。
お疲れさまでした!
実はここで、最終チェックをしてほしいんです!
⑱リンサー後の、恐怖の最終チェック!
リンサーを使ったシートのクリーニングは一番最初にしていただいたはずですが、
そろそろ表面が少し乾いてますよね。
・シートの端
・シートのサイド部分
特に座面の横、背もたれの横の下の方
新たなシミができてませんか?大丈夫ですか?
すすぎが甘く汚れが残っていたり、
バキュームでの吸いが甘く水分が多く残っていたら、
新たなシミができているかもしれません!しかも、輪ジミになってたら最悪!
その時にはすぐに再度リンサーですすぎ!⑧に戻ってください!
このチェックでは何もなくても、
乾いたら出てくるかもしれません!
『ルークリ』完了するまで、
何度も!
ことあるごとに!
チェックを繰り返してくださいね。
一番最悪なのは!
『ルークリ』すべてが完了した後に新たなシミに気付くこと!!
泣きそうになりますから。
って思います。
そうならないためにも、要チェックですよ!
『ルークリ』のラストまで、新たなシミも出てこなかったら、
シートの状態のクオリティも相当良いはずです!
感動するくらいキレイになってますよ♪
『リンサー』を使った『ルークリ』の、
リンサーを使用する部分はこれで終了です。
本当にお疲れさまでしたー
では
まとめ
【恐怖!】『リンサー』を使った『ルークリ』、恐怖の最終チェック!
①~⑬までは前回記事
⑭フロアカーペットのリンサー掛け
イレギュラーな汚れがあった場合は、後回しにしない!
⑮ペダルをキレイにする!
⑯トランクルーム・バックドア(・各ドア)の生地部分のリンサー掛け
⑰次は、フロアマットのリンサー掛け
裏技あり! フロアマットの丸洗い方法!
⑱リンサー後の、恐怖の最終チェック!
新たなシミができてませんか?大丈夫ですか?
何度も!ことあるごとに!チェックを繰り返してください!
っていうお話でした。
この技を駆使すれば、
圧倒的なクオリティで『ルークリ』ができますよ!
ただ、
もう一度言います。
汚れが新たに浮き出るかもしれない!
この恐怖心は、常に持っておいてくださいね!
ちなみにこれが最大の
中古屋さんが『リンサー』を使わない本当の理由です!
技術が無いと、
やってもやっても、汚れが戻ってきますので・・・。
天井も・・・シートも・・・
だから、非効率だとあきらめちゃうんです・・・。
残念。
良かったら、
こちらを参考にしてください↓
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この『ルークリチャンネル』では、
自分で試し、実践した範囲内ではありますが、
『ルークリ』に関する技術情報や、
洗剤、機器の商品情報を中心にお届けさせていただき、
クルマ関係の方々や、自分のクルマをキレイにしたい個人の皆様の
お役に立つのであれば幸いです。
以上、ルークリチャンネルのかずやんでした!
ではまた!
追記
2022.01追記
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年間300台以上の『ルークリ』を施工しているかずやんがお届けする、『ルークリチャンネル』をご覧いただきましてありがとうございます。 本日は、めっちゃうれしいお知らせです♪&nbs[…]
2022.03追記 『ルークリマニュアル』販売開始!!と、【個人起業応援♪】個人ルークリ研修受付開始!!
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