年間300台以上の『ルークリ』を出張施工しているかずやんがお届けする、
『ルークリチャンネル』をご覧いただきましてありがとうございます。
本日は、
『ルークリ』には無くてはならないもの!
【プロのこだわり】電源コードとそのリスク、知識が必要!
っていうテーマで、お話をさせていただこうと思います。
出張型カーディテイリング事業を営むかずやんは、
電源を取るって目的はどれも一緒。
ですが、電源を確保する上で重要なことがあります。
しかも、【プロ】としては、絶対に外せないポイントもあります。
今回は、そんなお話です。
ちなみに今回ご紹介する電源コードのお話は、
趣味でDIYされる方や、
電動工具好きな方にも、お役に立つ情報ではないかと思います。
【プロ】の方だけでなく、【個人】の方も、ご覧いただければ幸いです。
では。
- 1 【プロのこだわり】電源コードとそのリスク、知識が必要!
- 1.1 電源コードはなぜ必要か!
- 1.2 どのくらいの電源コードが必要なの?
- 1.3 作業効率を上げるためってどういう事?
- 1.4 例えばどんなシチュエーション?
- 1.5 自分の道具の消費電力を知ろう!
- 1.6 ブレーカーが飛んだ時のリスク!
- 1.7 個人宅の電源の仕組みも知っておこう!
- 1.8 車屋さんの工場だったとしても、同じことが言えます。
- 1.9 電源コードの種類
- 1.10 電源リールタイプの電源コードが危険!
- 1.11 電源リールを使うときの注意点!
- 1.12 かずやんが使ってる電源コードは、どんなもの?
- 1.13 からまない、ねじれない、『八の字巻き』
- 1.14 かずやんが常備してるのは、20m2本と10m1本
- 2 【2022.02追記】必須アイテムが登場!ハタヤ BFX ブレーカー付 延長コード 0.7m BFX-013KC 漏電遮断器付
- 3 追記
【プロのこだわり】電源コードとそのリスク、知識が必要!
電源コードはなぜ必要か!
その通り!
でも、
ただの電源コードでは、役には立ちません。
ちゃんと、目的に合った電源コードでなけりゃ、いい仕事はできません!
どのくらいの電源コードが必要なの?
まず、その時のお仕事の内容により異なりますが、
かずやんは、お客様のところにお伺いしたら、電源を2系統お借りします。
だから長さも必要になります。どこにコンセントがあるかわかんないですから。
せめて20mは欲しいところでしょうか。
まぁ、
1系統でもなんとかなるっちゃなりますが、
でも、なんで2系統をお借りするかというと、
一番の理由は、作業効率を上げるためです。
作業効率を上げるためってどういう事?
作業中、同時に使いたい道具があります。
それが、1系統しか使えないときには、
順番にひとつずつ使っていったり、
ON-OFFで調整したりと、
消費電力に気を使わなくてはいけません。
2系統電源が取れるってことは、
そこを、あんまり考えなくても作業ができるってことになります。(限度はありますけど)
例えばどんなシチュエーション?
例えば、昨日の『ルークリ』。
『動物毛まるけ』のお車のルークリをしてきたのですが、
シートの表皮面上はもちろんのこと、
そのシート表皮に刺さっている動物毛の量が半端ない!
潜っている動物毛の量も半端ない!
同時に土も泥もある!ゴミの量も多い!!シミも多数!!
って感じのおクルマでした。
施工場所はクルマ屋さんの工場でしたので、問題なく2系統の電源を取れています。
だから、例えば、
流れでフロアカーペットを『リンサー』かけようと思った時に、
今、どうしてもこの砂利を吸いたい!とか、
今、どうしても、この動物毛の塊を吸いたい!!とか、
思っちゃうんですね。
そりゃ、いちいち、
その場を離れて『リンサー』の電源をOFFにして、
『バキューム』の電源をONにするとか、時間をずらすとか、すれば問題のない話ですが、
かずやんは、効率を求めるのです!
ってわがままなのです。
何せ、
この車の後に、もう1台のお車が待っていたから・・・。
時間を気にしちゃうのです。
こんな風に、
『リンサー』を動かしている最中に、『バキューム』を瞬間的に使うといった場合、
2つの道具の電源を入れることになります。
これ、
1系統なら、ブレーカーが飛びます!
自分の道具の消費電力を知ろう!
年間300台以上の『ルークリ』を施工しているかずやんがお届けする、『ルークリチャンネル』をご覧いただきましてありがとうございます。 本日は、【プロの技!】『リンサー』を使った『ル[…]
上記の場合なら、
『リンサー』の消費電力が水の噴射のポンプが48W、排水を回収するバキュームが最大1150Wでほぼ最大1200W!
『バキューム』のほうが、『モノクリーナー』で最大1200W
両方合わせて、最大2400Wとなります。
通常、どこのご家庭にもついている『分電盤』の中に、
分岐ブレーカー(小分けされた、ちちゃいブレーカー)というものがあり、
100Vで考えると、そのブレーカーは20A→2000Wを超えると飛ぶようになってます。
ましてや、一般家庭用の屋外コンセントはMAX1500Wまで。
明らかに消費電力のほうがオーバーしており、
ブレーカーが飛びます!
ブレーカーが飛んだ時のリスク!
ブレーカーが飛んだ瞬間、
家の中で、依頼主であるお客様がデスクトップPCで、何か作業をしていたとしたら?
それが、ビジネスで重要な書類を作成して、ブレーカーが飛んだおかげで、データが吹っ飛んだら?
まして、それによりハードディスクが吹っ飛んだら?
最悪の場合、屋外コンセントの方が原因で、火災になったら・・・?
リスクでしかありません!
だから、そうならないためにも、
自分の道具の消費電力は最大どのくらいになるかってことを、
知っておく必要があるんです。
個人宅の電源の仕組みも知っておこう!
ちなみに、こういうケースもありますので、気を付けましょう!
上のお話は、『分岐ブレーカー』が20A→2000Wで飛ぶ!ってお話でしたが、
一般家庭は電気契約内容によって、主幹ブレーカーのアンペア数が違います。
一度、皆さんもご自宅の配電盤を見てください。
そこに書いてあります。
例えば我が家はオール電化で、画像の通り(撮ってきた♪)
60Aの主幹ブレーカーとなっておりますので、
各分岐ブレーカーは20Aずつであっても、
トータルで60A→6000Wを超えた瞬間に、すべてのブレーカー、っていうより、
おおもとの主幹ブレーカーが飛ぶ!
そして、停電のようにすべての電気がストップする!
例えば、想像してみてください。
冬の土日場合、
家族みんなが集っている幸せな家庭のお宅にお邪魔します。
オール電化なので、60A 平均だから、大丈夫って思って、電源2系統を取ります。
メイン暖房に2000W、こたつに800W、テレビ200W・・・と、これだけで3000W
安心して、『ルークリ』中にこっちが、2400W使います。
奥様が気を利かして、
お茶でも・・・と、
ティファールの湯沸かしポットの電源を入れた瞬間・・・
バツン!
これが、オール電化ではないお宅なら、
各電力会社にもおおよそある『従量電灯B』という、最も一般的な電気料金プランで、
契約電流の大きさが10A~60Aまでの選択肢があり、それにより、電気の基本料金が変わる設定ですので、
30A~40Aくらいのお宅が非常に多いのです!
もし、30Aの電流契約のお宅であったら・・・?
合計3000Wで飛ぶ!ってことになります!
案外、ブレーカーはすぐ落ちちゃうんです!
ちゃんと、その知識を持ったうえでないと、お客様のお宅に出張施工なんてできません!
車屋さんの工場だったとしても、同じことが言えます。
そこは、もっと激しいリスクがあるかもしれません。
直接損害が発生するとか。
自社サーバーに予備電源を組んでいない、小さめのクルマ屋さんとかで、
顧客データぶっ飛ばしたら、もう・・・怖すぎて言葉にでいない!
電源を取ることのリスクをきっちり把握しましょう!
電源コードの種類
電源コードって言ったら、どんな形のものを思い浮かべます?
①コードのみのタイプ。
②電源リールタイプ
そうです。
大勢の人が、仕事で使うんだったら、電源リールタイプを思い浮かべます。
実際に車屋さんに行っても、電源リールが圧倒的に多いですから。
なぜか!
ここも、リスク管理の上で、こちらにしているんです。
電源リールタイプの電源コードが危険!
少ない消費電力なら、全く問題はありません。
怖いのは、
いっぱい電気を使うことが継続しているときです。
例えば、1500Wまでの電源リールを使い、
1500Wに近い高負荷の電力を、何分も使用続けるとします。
巻いた状態で使用すると、
なんと、電源リールのコードが、コイルの役目をして大量の熱が出すんです!
巻いたままなので、その熱は放出できず、どんどんその温度は上昇し、
やがてコードのゴムの被覆が溶け出し、ショートしちゃうんです!
ショートした瞬間、ブレーカーが飛ぶ!ことになります。
もっと怖いのは、発火!
こうなると・・・どうしようもありません。
電源リールを使うときの注意点!
すべてコードを伸ばしてください!
伸ばすことによって、放熱性が高まり、発熱を抑えることができます。
また、巻いた状態だと、電圧降下が落ち、効率低下になりますので、それも防ぐことができます。
かずやんが使ってる電源コードは、どんなもの?
これです。
【ハヤタ】のSX延長コード!
このコードの20mを2本、10mを2本所有してます。
余裕の太さ!
パイロットランプ!
3針→2針への変更の確実さ!
巻きやすさ♪
が気に入って、こればかり使ってます。
他のコードも持っていますが、
特に巻きやすさが一番いいかな。
からまない、ねじれない、『八の字巻き』
長いコードをからまないように巻く方法で、
ギターなど音楽やってる人は、常識。
また、電気屋さんや職人さん系はみんな知っています。
『ルークリ』的に効果を上げると、
からまない!
始点と終点をつなげて保管すれば絡みません。
ねじれない!
そのまま引っ張っても一切ねじれません。
必要な長さだけ引き出して使える!
少しの長さのときでも、そのまま引っ張っても崩れない。
全て引き出さなくても放熱ができている!!
電源リールじゃないもんで。
全展開は一瞬!
始点と終点を持ったままでポーンと投げると、
全て展開します!一瞬です!
知らない人にしたら、訳が分からないでしょうけど、
【プロ】なら必須のケーブル巻き技術です!
必ず覚えましょう!
ちなみに、YouTubeで『八の字巻き』って検索するといっぱい出てきます。
普段の生活でも、
便利に使える技ですよ♪
かずやんが常備してるのは、20m2本と10m1本
1系統なら、50mまで伸ばせる!
2系統なら、コンセント場所が違っても、30mと20mで対応できる!
臨機応変に対応できるようにこの構成です。
積載のためにも、保管のためにも、
効率的で安心な電源コードを【プロ】っぽく使って、
日々頑張りましょう♪
【2022.02追記】必須アイテムが登場!
ハタヤ BFX ブレーカー付 延長コード 0.7m BFX-013KC 漏電遮断器付
実は、
こんなのがあるとは知らなかったんです・・・。
なんと、
1500Wのブレーカーボックス付き!!
完全防雨構造なので雨中でも安心して使え、落下にも強い耐衝撃プロテクター構造で完璧やないの( ̄▽ ̄●)♪
ブレーカー付きや温度センサー付きのおっ高いドラムリールは知っていたのですが、
こんなに便利に使えるブレーカーがあるとは!!
見つけた瞬間に勝ったのは言うまでもありません。
めっちゃくちゃ重宝しておりますよ♪
しかも・・・
もし、お客様のほうで電力を使ってブレーカーが落ちたとしても、
こっちは、1500Wまでしか使ってません!って、言い張れるでしょ?
これもちゃんとした、リスク回避術になりますよ♪
では、
【プロのこだわり】必須アイテム!電源コードって、かなり重要ですよ!電源コードはなぜ必要か!
どんな電源コードが必要なのか? 長さが必要20mくらい?
作業効率を上げるためってどういう事? 2系統の電源を取る理由
例えばどんなシチュエーション?
自分の道具の消費電力を知ろう!
個人宅の電源の仕組みも知っておこう!
電源コードの種類についてです。
かずやんはどっちのタイプなの?
電源リールタイプの電源コードが危険!
電源リールを使うときの注意点!
かずやんが使ってる電源コードは、どんなもの?
からまない、ねじれない、『八の字巻き』
ってお話でした。
めっちゃ長かったけど、
電源のこと、知れば知るほど大事でしょ?
この『ルークリチャンネル』では、
自分で試し、実践した範囲内ではありますが、
『ルークリ』に関する技術情報や、
洗剤、機器の商品情報を中心にお届けさせていただき、
クルマ関係の方々や、自分のクルマをキレイにしたい個人の皆様の
お役に立つのであれば幸いです。
以上、ルークリチャンネルのかずやんでした!
ではまた!
追記
2022.01追記
【ヒダカ×ルークリチャンネル コラボ商品第2弾!】
『ルークリチャンネル』読者様限定!!ヒダカリンサー 最強こだわりセット【最安値!】登場!!
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年間300台以上の『ルークリ』を施工しているかずやんがお届けする、『ルークリチャンネル』をご覧いただきましてありがとうございます。 本日は、めっちゃうれしいお知らせです♪&nbs[…]
2022.03追記 『ルークリマニュアル』販売開始!!と、【個人起業応援♪】個人ルークリ研修受付開始!!
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年間ルークリ施工台数450台以上!チーム合計は1200台以上の実績!!のかずやんがお送りする『ルークリチャンネル』をご覧いただきましてありがとうございます。 今回のお話は、お題の[…]